H.E.S.S. はるかぜちゃんエゴサーチシステム

気分の良い話ではありませんと、最初に断っておきます。


先日、子役のはるかぜちゃんこと春名風花さんのことで事件がありました。その事件について、いろいろ言われていることではありますが、ここでは特に触れません。

はるかぜちゃんは、以前よりエゴサーチを行い、それで引っ掛った意見や反論、はたまた暴言に対して、RTを行い、白日の下に曝け出すということをやってきていました。もちろんそのことについての賛否もあった訳ですが、基本的に自己責任の名の下にやり過ごされてきました。

そこで、『はるかぜちゃんが脅迫・中傷などの被害に合っていることを受け』ということで、はるかぜちゃんエゴサーチシステムが作られ導入されることになりました。


どう見ても、監視・検閲ツールです。本当にありがとうございました。
今はもう「登録済みリプライ一覧」を閲覧出来る様にはなくなりましたが、ここには問題があるとされるツイートに理由のコメントを付けて陳列されていました。公然に陳列する行為には、名誉毀損や侮辱等の問題があるように思います。

それだけでなく、構造的欠陥があることも判明しました。

これでは任意のツイートを捏造できるため、冤罪生成装置でしかありません。

そもそも、はるかぜちゃんは、警察への提出が必要ということで証拠を収集・保全をするということだと思います。
しかしながら、この「はるかぜちゃんエゴサーチシステム」は、過去の問題のあるツイートを収集するのではなく、これから先に起きる問題のあるツイートに対して監視・閲覧をして行こうというシステムでしかありません。
また、はるかぜちゃんの精神的負担の軽減を考えられて作られたシステムだそうですが、それならば証拠を収集・保全するべきは、はるかぜちゃんの保護者であったり、捜査を行う警察ではないのでしょうか。
このシステムで、はるかぜちゃんに対し、延々と悪意のあるツイートを見させ続けることは、健全な心身の発達を阻害しうるものとは思いませんか。